鬼門には表と裏があり、北東の方角を表鬼門、南西の方角を裏鬼門といいます。鬼門は、鬼が来るとかいわれて嫌われています。ただし、裏鬼門というのは中国にはなく、日本独自のものと言われています。
鬼門とは、中国の占い道具の式盤では「北東-鬼門・南東-地戸・南西-人門・西北-天門」となっており、やはり南西は裏鬼門とはなっていない。裏鬼門は日本に方位学が入ってきたとき、日本に昔からあった陰陽道の「陰と陽」の考えが合わさって作られたのではないかと考えています。
中国の書「山海経」という本には東北の方角には死者の霊魂の出入り口があると、書かれています。また「宅経」という本には鬼門という言葉がでており「殺気の来る方位として忌む」と書かれています。この「殺気」の正体はというと、昔の中国では北東の方角には「匈奴」という民族がいて中国と対立していました。日本においても北東は「蝦夷」とよばれ、やはり外敵の方角です。