無垢材のメリット
結露が生じにくい
木が呼吸することはよく知られています。調湿機能を持っているため、周囲の湿度が高くなると湿気を吸収し、乾燥すると水分を放出します。木をふんだんに使った室内は、結露が生じにくく、穏やかで快適な環境を保ちます。まさにお年寄りやお子様に優しい、時代にふさわしい住まいといえます。木の持つ調湿機能は室内の湿度を最適といわれる60〜70%に保ちます。そのため、カビを繁殖させたり、ダニや細菌の原因のひとつとなっている結露を防ぐことができるのです。


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“無垢スタイルの家”は天然無垢材や天然石など身体を癒す自然素材にこだわっています。化学物質が含まれる建材はほとんど使用していないので、シックハウスの心配は無用です。住む人の健康や安全性、地球環境への配慮からも、自然素材は最もふさわしい素材と考えています。現在、家そのものが発ガン性物質となってしまう、新築病という病気が起きています。新築の家に入ったら、妙な臭いで気持ち悪くなった。目がチカチカしてきた。くしゃみが止まらなくなった。人によってさまざまです。 特にアレルギー体質や化学物質に敏感な人は深刻です。家の素材について根本から見直すべきです。
ホルムアルデヒドが発生しない(シックハウス)
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ホルムアルデヒド
ホルムアルデヒド(CH2O)は、最も単純なアルデヒドの1つ。水に溶け、37%以上の水溶液はホルマリンと呼ばれ、医薬用外劇物に指定される。接着剤、塗料、防腐剤などの成分で、安価なため、建材に広く用いられている。「シックハウス症候群」の原因物質の1つ。発がん性があると警告されている。
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- シロアリが住めない
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無垢スタイル建築設計の土台にはカビやダニが発生しにくく、シロアリを寄せ付けない無垢のヒバ材ヒノキ材を使用。また土台、大引き(ヒノキ)に吸湿・防腐・防蟻の効果を発揮する、炭を液状化した物を塗っています。 炭は多孔質構造、アルカリ性、吸着性が高く、ミネラルが多いという性質を持っています。その炭の持つ力を効率良く最大限に生かす為、液状化した炭を塗布し、構造を長持ちさせます。
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- 家屋の寿命が長い
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日本の木造住宅が建築方法やメンテナンスによって、百年・千年単位で建ち続けることが可能だという事実は、多くの建造物が証明してくれています。鉄筋コンクリート(RC構造)の耐用年数はキチンとした設計である前提で50〜60年と言われています。
無垢材のデメリット
反り易い
無垢材が反ってしまう原因として、乾燥が不十分であるということがあります。乾燥させるためには手間・時間・技術が必要だったりするので、コストにも直結する部分なのですが、乾燥の目安に含水率というものがあります。
木材製品の含水率(%)
- (製品の重量−全乾燥重量)全乾燥重量
- ×100
無垢スタイル建築設計では提携無垢材乾燥工場からの協力もあり、含水率20%以下の無垢乾燥材を使用しています。そのため「反り」や「割れ」などを未然に防止しております。
無垢材のデメリット対策
◼︎ 木を乾燥する手間がかかる
◼︎ 技術と手間がかかるためコストアップ → 共同仕入れ、共同開発
◼︎ 傷が付きやすくメンテナンスが大変 → メンテナンス・手入れして愛着がわく